フォストゥでは、何千件にも及ぶ地盤調査の結果を、データベースとして蓄積しています。土地に建物を建設する場合、その土台となる土地が安定していなければ、安心して暮らせる強固な建物は建てられません。建物を建てようとする土地が安定していない場合には、地盤を改良することで、安定させることが可能です。この地盤改良を実施する上で、一番の基礎となるのが「地盤調査」から得られる情報です。
フォストゥでは、何千件にも及ぶ地盤調査の結果を、データベースとして蓄積しています。このため、各地域の土地の特性を、調査に先立って予め詳細に把握・予測することが可能であり、これらデータを駆使してより精度の高い調査を実現しています。
スウェーデン式サウンディング試験は、一般住宅でよく使われる方法で、先端がキリ状の器具に荷重を掛け、25センチ下がるまでに、ハンドルを何回転させたかによって地盤の強さを表すN値を推定します。
通常は深度10mまで測定することができます。
フォストゥでは、手動式、半自動式、自動式の3種類の方法に対応
写真は自動式の機械による調査風景です。測定箇所は、建築予定の建物の四隅と中央です。
建物の中央は、建物の対角線の長い方の2分の1の箇所になります。
フォストゥでは、現場に合わせて、自動作業と手動作業を切り替えることで、柔軟にどの現場にも対応いたします。
ボーリング調査は、地盤(地質・土質・岩盤)調査の最も基本となる調査方法です。
実際に孔を掘って地質の状態と強度概要を確認することが可能です。
構造物(ビル・ダム・橋など)建設時の地盤の強度・特性の確認
地下水位や地下資源の探査
地盤沈下や地すべりなどの災害対策
これら地質の状態を知る必要がある場合に実施されます。
ボーリング調査の歴史は意外に古く、最初は炭坑での石炭調査に用いられました。
地盤の平板載荷試験では、試験地盤面に対し剛性の強い載荷板を設置して、段階的に荷重を載荷し、そのときの載荷荷重と地盤の沈下量から、地盤の極限支持力や地盤反力係数などを求めます。
荷重を載荷する際には、反力荷重が必要となります。反力荷重としては現場の状況に応じて鉄板やバックホウなどを用います。
構造物の設計荷重確認を目的とする場合、試験最大荷重は設計荷重の3倍以上に設定します。載荷方法には段階式載荷(1サイクル)と段階式繰返し載荷(多サイクル式) があり、目的に応じて載荷方法の選択を行います。